普段仕事をしている中での出来事や感じたことを日誌で更新していきたいと思っています。
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◆第19話 2005.7.29 先人の真心を今こそ大切に
 平成17年 10月に行われる常陸太田市商工会青年部等が主催する「Loveおおた フェスタ 2005」というイベントがあります。私の所属する常陸太田市商工会青年部のふれあい委員会で、今、その企画をしているところです。青年部40周年記念でもあり、心に残る企画をと話が進む中、「欽ちゃん球団を呼ぼう」という案が浮上しました。私もそれはいい案と直感し、受け持った仕事を進めていく中、ある事を思い出したのです。
 半年程前に横浜高校野球部監督の渡辺元智先生の講演会を拝聴する機会がありました。私は、その人情味あふれる話に感動し、監督著の「白球は奇跡を喚んだ」を読んで目頭が何度も熱くなったことを今もよく覚えています。
 で、何を思ったかというと・・・
 野球を通じて、人にとって最も大切と思われる「心」の部分を話してもらってはどうだろう・・・。
 その前に是非このお二人にしてもらいたいことがあります。そのことは、西山荘・瑞竜山におまねきして(案内役:武部 礼一氏)、水戸黄門様を代表とするこの地域の先人は、すばらしい真心を持っていたことに触れてもらうのです。
 残念なことに、その一番大切な心を我々は忘れそうになってますよね。やれ開発だの、近代化だのと。他の地域と同じことをして、到底叶わない事を今さら追いかけても、あまり意味がないのでは?
 開発・近代化がどうでもいいということではないですよ。
もちろん、全産業・企業・行政は自分の現在の足元を見つめ、本業の進化に努めることは言うまでもありません。私が訴えたいのは、それだけでなく「心」を見つめ直すことを同時進行しなければならない、言い換えるとそうすればすばらしい地域・人々になりませんか?ということです。その起爆剤(言い方は悪いかもしれませんが)として、心をもった二人をおまねきして、この地域に心を植え付けて下さいとお願いし、熱く楽しく話していただけないかと思うものであります。
 その考えは、もちろんその後も引き続き、心のこもった様々な活動を続けるんです。具体的に私が今頭に浮かぶ事柄だけでも下図のようなイメージになります。
 実現できれば十数年間は今まで同様冷や飯を食うことになるでしょうが、復十数年後は、すばらしい人が育ち、ほっといても豊かですばらしい地域になりますよ。
 私の言うことは単なるきれい事でしょうか?

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