今後取り組もうと考えている弊社事業の一部が、”日経コンストラクション(日経BP社 2003年8月22日発行)”の”ねっとわーく(P4)”に掲載されています。以下、その内容をご紹介致します。
【独自のアイデアでリサイクル】
家屋の解体や土木の施工を主とした事業を営んでいる。扱う素材は木材やコンクリートがほとんどだ。
日ごろ、廃棄物を扱うにあたって、これらをなんとか再利用できないものかと考え、実践している。
木材ならチップに加工して、コンクリートなら細かく砕いて、それぞれ別の形に変えて再利用するのが普通だろう。それを、当社はできるだけ元の形をとどめたまま再利用している。
例えば、家屋の天井のコンクリートは切断しながら解体し、大判のタイルのような使用方法で、土間や作業場の床材として再利用している。木材も、細かく切り刻まずに、タールなどでコーティングしてから庭や土間の床材として利用している。
施工時に余る生コンクリートは、どこかに流して固めたり、遠心分離器にかけて処分したりするのが一般的だ。一方、当社では、この余った生コンを化粧ブロックへと再生し、土留め壁などとして再利用している。市販のブロックの6〜7割の価格で施工できるので需要がある。
これらは現時点では大きな成果は見込めないが、こうした取り組みが事業につながればと考えている。 |
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